骨董会館 倉賀野店

豪華絢爛な蒔絵の名品

今回は、当時の職人の技が光るユニークな形の名品をご紹介します。
最近倉賀野店に入荷した商品もありますので、気になる品がありましたら、ご来店、もしくはお電話をください!

 

蒔絵諫鼓鳥蓋物

太鼓の上に鶏が立っている構図の蒔絵の蓋物です。中国の故事、「諫鼓鶏」が元となる構図で、天下太平の縁起物とされています。

銀製の鶏が太鼓の上に立ち、太鼓部分の木目模様や龍の図もすべて蒔絵で描かれており、器の内側の梨地まで一切手を抜かない心構えを感じます。
鶏の表情も力強く、今にも動き出しそうな顔立ちをしています

こちらの品はオンラインショップでもご紹介しています。

屋形船型 香箱

一見するとただの船の置物のようにも見えますが、屋根部分が外すと内側が空洞になっています。船首から船尾まで蒔絵がしっかりと施されており、胴部分には桜や松の木といった図が描かれています。内側には梨地蒔絵が施されており、船底には波の図が。職人の丁寧な技が光る一品です。

金高蒔絵山水図香箱

こちらは最近入荷した2段重ねの香箱です。
蓋を開けると香盆が収納されています。
蓋表面にはオシドリが佇む山水の図、香盆と香箱の側面には優雅に泳ぐ鯉の図が描かれており、箱の内側には梨地蒔絵が施されています。
蒔絵もさることながら、蓋・香盆・香箱それぞれが一ミリもずれずに嵌るように作り上げる技術も相当なものだと思います。
そういった意味も含め、ユニークな形状をした逸品です。

この他にも、金蒔絵がふんだんに施された印籠や硯箱など、多数在庫がありますので、ぜひお立ち寄りください。

◎骨董会館 倉賀野店 
HP http://antiques-store.com/kuragano
群馬県高崎市倉賀野町2466-1
営業時間 10:00〜18:00 火曜定休
電話 080-7933-1122
Mail kottokaikan@shunet.co.jp

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