古好屋という名前
【好古】(こうこ)
昔の物事を好むこと
いにしえの道を愛すること
店名の「古好屋(ここうや)」は30年以上前、
創業者であり父である赤石勝市が、群馬県高崎市で骨董店を始めるときに名付けた屋号です。
前橋藩主・酒井忠挙(ただたか)が1692年(元禄5年)に設立した藩校「好古堂」に由来します。
忠挙は、「好古堂」創設の意図を「たとえ才知が優れていても、
いにしえの道(道理)を知らなければ過ちを犯す事になる」と、
歴史や先人達の教えが大切だと説いています。
「古好屋(ここうや)」は、
歴史や古くからの慣習も大切ですがその一歩先、
不易流行(ふえきりゅうこう)の思いを込めて命名しました。
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。
また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であると。
とかく、骨董というと古くさいもの、年配者の趣味のように思われますが、
そういった固定観念を変えて行きたい。
古い物を好きになってもらいたい…。
創業から現在に至るまで、骨董店が集まった群馬県骨董会館をオープン、
古美術専門誌集を発刊する集出版社を手掛けてきましたが、
今回、創業当時の思いを受け継ぎ、
新しい古好屋「古好屋オンラインショップ」をスタートします。
古好屋 オンラインショップ 代表 赤石聖人