1月(睦月)を楽しむ骨董
こんにちは #骨董舎のお留守番です。
骨董に恋して数十年。
ジャンルでは古伊万里、李朝関係、古銅、古鈴、目貫、木像、古布、根付、掛軸、石彫り等、気に入ればなんでもいいのです。
我が家の全てが骨董品で溢れているわけではありませんが、
ほんの一部を使ったり、飾ったりして楽しんでいます。
壁に掛ける屏風
たとえば二枚開きの屏風。
屏風は立てて飾るとスペースを取りますが、壁にペタンと広げて1枚のアート作品に。屏風が大きな絵画!に変身します。
取り外し可能なように上下に押さえの桟を付けました。
屏風を外せば他の装飾が出来ます。
屏風の絵は真夏の花「立葵」ですが季節を度外視して楽しんでいます。季節は大事、でも自分の気分を優先しています。
たとえば弥生雛祭りなら可愛らしい絵柄の子供の着物を飾って華やかに。
真夏には秋草模様の夏帯を垂らして涼しさを演出すれば気持ちもサラリ。
四季にあった帯や布を飾ればその季節を満喫できます。
移ろぐ季節に合わせて一枚の壁が、部屋の模様替えを助けてくれます。
江戸時代の掛け帛紗を額絵に
こちらの蓑亀の額はなんと江戸時代の掛け帛紗。
刺繍の見事さに思わず買ってしまいました。
目にはガラスがはまっています。
甲羅の刺繍は盛り上がっていて、長崎刺繍かな?と思っていますが…。
箪笥にしまいっぱなしでは惜しい!額に納めて毎日眺められるようにしました。数年飾っていますが全然飽きません。
木彫を壁に飾って
こちらは神社の壁面や山車飾りで見られる彫り物。
なんの武人か私には分かりませんが(韋駄天ならいいな)
キリッとした表情が気に入りました。
手は武器を持っていたと思われますが残念ながら取れています。
壁からにゅっと現れているところが面白いでしょう?釘に引っかけています。
石彫 獅子
獅子登場!!凄い堅物。石ですから。
こま犬の片割れで「阿」のほうです。
購入するとき既に一匹だけでした。
「吽」の相棒はどこをうろついているのやら。困った奴です。
保護された方はご連絡下さい。「阿」が寂しがっていますので。
今日はこの季節に飾っている骨董品をご紹介しました。
又、季節が変わり模様替えしましたらアップしますのでお楽しみに。