骨董舎

今だからこそ出来る古美術との対話

近頃のコロナ騒動で骨董業界も流通が無くなり、珍しい品物に出会える機会が少なくなりました。
景気の良し悪しにより美術品の流通量は、著しく変わるということを改めて痛感させられました。しかし、古美術品は決して世の中から無くなる訳ではないので焦らず良いものを求めてご提供させていただければと思っております。
こんな時期だからこそ自分のコレクションを改めて愛で、今より楽しい時間をお過ごしいただければよろしいのではないでしょうか?

さて、話は変わりますがコロナ以前に一般のお客様より買取した際、珍しい品物と出会うことができましたのでご紹介いたします。

古作の雰囲気を醸し出している器たち

当社の系列店での出来事。
ある暑い日事務仕事をしていた時に、「お客様が来店され品物を数点お預かりした」と、店舗スタッフより連絡をもらい行ってみると、そこには時代を経て表面がトロトロになっている箱が2つ鎮座していました。
早速、時代箱を開けてみると、1つの箱には備前焼の花瓶、もう一方の箱には、木製の緩衝材に包まれた志野焼の大皿が2枚入っていました。品物を手に取って見ると古い時代物の焼物のような風合いが感じられるとても良い作品でした。

芦絵の志野皿

この作者は一体誰でしょうか?
答えは次のページでご紹介しています。

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