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不動明王の内面

五月に入り、だんだんと汗ばむ季節になってきました!

虫たちも太陽の暖かさに呼び寄せられて陽気に踊っているようですね。

 

現在、骨董会館倉賀野店から車で5分のところにある群馬県立歴史博物館では、6月16日まで「大新田氏展」を開催しています。

群馬の英雄、新田義貞にまつわる品々が展示されており、その中には新田義貞が鎌倉倒幕のために戦勝を祈願したという不動明王像もあります。

それにあやかりまして、今回は骨董会館倉賀野店に展示している不動明王像をご紹介します!

 同じ不動明王でも一体一体の印象が違います

まず、こちらは不動明王坐像です。

メラメラと燃える迦楼羅炎、鋭い眼光はついつい後ずさりしまいそうなほどの迫力があります。

時代は江戸、座っている台座から光背まで65cmの高さがあります。こちらはオンラインショップでもご紹介していますので、是非ご覧ください。(初光作 不動三尊像)

もう一体はこちら、不動明王立像です。

こちらの品はさらに遡り、鎌倉時代に作られたものです。台座から光背まで150cmほどの高さがあります。

坐像とはまた雰囲気が異なり、赤く燃え盛る迦楼羅炎や迫力のある風貌、厳しい中にもどこか優しさを感じられるような表情をしています。

不道明王が恐ろしい形相をしているのは、仏法に従わない者を脅して諭し、仏法に敵対する物事を力ずくで退け、外道に進もうとする者を捕らえて強引に内道へと戻しているからとされています。

だからどことなく優しさを感じられるんですね!

 

不動明王の他にも様々な仏像を展示していますので、群馬県立歴史博物館へお越しの際には、骨董会館倉賀野店へも是非お立ち寄りください!


◎骨董会館 倉賀野店
HP http://antiques-store.com/kuragano
群馬県高崎市倉賀野町2466-1
営業時間 10:00〜18:00 火曜定休
電話 080-7933-1122
Mail kottokaikan@shunet.co.jp

 

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