世界を魅了した 真葛焼 宮川香山展
骨董舎では明治維新後の横浜で真葛窯を開窯、「高浮彫」という今までにはなかった超絶技巧で世界を驚愕させた陶芸家・宮川香山の作品展を開催します。
【開催日時】 4月15日(水)〜5月14日(木) 火曜定休
午前10時〜午後6時30分
【開催場所】 煥乎堂前橋本店3階 骨董舎
初代・宮川香山《天保13年(1842)−大正5年(1916)》は、花瓶や香炉に立体的かつ精緻に表現した動植物を装飾する技法を編み出し、海外に輸出していました。
明治9年(1876)フィラデルフィア万国博覧会に出品すると装飾部門において賞を授与されるなど大きな成功を収めます。その後も香山は展覧会や万国博覧会に出品し、高い評価を得て人気を不動のものとしていきました。その作品はエミール・ガレの工房やロイヤル・コペンハーゲンにも影響を与えたと言われています。
初代・宮川香山が開窯した真葛焼は2代、3代と引き継がれましたが、昭和20年(1945)横浜大空襲で、工房が壊滅的な被害を受け、同時に3代目の命も奪われ真葛焼は消滅してしまいました。そのため、作品も少なく「幻のやきもの」と呼ばれています。
青磁、珊瑚釉など真葛焼40点あまりを展示
初代・宮川香山というと、輸出向けの高浮彫の印象が強いですが、明治15年(1882)ごろから中国清朝期の陶磁器を研究し様々な色を釉薬や釉法を開発しています。今回の展示では青磁、珊瑚釉、黄釉など花器や壺、絵師としての才能もあった香山ならではの染付が美しい作品など40点あまりを展示いたします。あわせて販売も行います。
群馬県内でこれほどの数が一堂に会することは初めてかと思います。
ぜひ、この機会に宮川香山の世界をご覧ください。
宮川香山について詳しくお知りになりたい方は
明治の超絶技巧 真葛焼 初代宮川香山をご覧ください。
古好屋グループ 骨董舎
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営業時間:午前10時~午後6時30分 火曜定休