日本の陶磁器

伊万里金襴手人物図沈香壷

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伊万里金襴手様式は明の嘉靖、万暦に盛行した金襴手を手本とし、染付の釉上に金彩と赤絵を低火度で焼き付けたもので、緑・黄・紫などの色絵が加えられたものも存在します。
織物の金襴を思わせるところから金襴手と呼ばれるようになりました。

製作には、成形、乾燥の後、1度目の窯入れである素焼き、染付の下絵付け、釉薬掛け、2度目の窯入れである本焼き、色絵付け、3度目の窯入れとなる焼付け、金彩を施した後4度目の窯入れとなる焼付け、と一つ一つ大変な手間暇をかけた幾重もの工程を経て完成へと至ります。

こちらの沈香壷は、3箇所の大きな窓絵に人物の図、肩には3頭の龍が描かれています。
立ち上がった首の部分には牡丹、窓絵の周りには菊の花がいきいきと咲き誇り、背景を埋めるように金彩が施された豪華絢爛な作品です。

沈香壷についての説明はこちらの商品でご紹介しています。
古伊万里錦手沈香壷

在庫状態 : 在庫有り

販売価格  ¥380,000

商品コード:12768

数量  

サイズ:口径19×胴径31.3×高さ44.2cm
時 代:江戸時代
銘有無:無し
箱有無:無し
傷有無:金にスレ有、蓋無し

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