高麗青磁徳利
作品の表面と裏面で青磁の釉薬の色が変化しています。
これは窯で焼き上げるときの炎の成分でこういった現象になるのですが、
茶色(米色)の部分は酸素を多く含んだ酸化炎で焼き上がると出来ます。
また緑色の部分は酸素不足にして不完全燃焼をさせた際に生じる、
炭素を含んだ炎(還元炎)で焼き上がった物です。
従ってこの徳利は両方の炎が入り交じっているところで焼き上がった物といえます。
角度や位置によって様々な景色を見ることが出来る面白い品物ですね。
サイズ:幅11.5×高さ24cm
時 代:高麗時代
銘有無:無し
箱有無:無し
傷有無:ヒッツキ跡2カ所有
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