竹雲斎作 宗全籠Sold Out
竹工芸家、初代田邊竹雲斎による宗全籠です。
隅々まで丁寧につくられ、美しくそしてしっかりとした手仕事の風合いが感じられます。
野の草花などを活けていただくのもおすすめです。
落としに僅かな割れがありますが、籠本体に傷みはなくとても状態の良いお品物です。
田邊竹雲斎(竹工芸家)
1877-1937
尼崎の元尼崎藩松平氏の藩医の家に生まれる。
幼少時、近所に竹細工業を営む家があり竹細工に興味を持つ。
12歳の頃に当時の竹細工の名工、初代和田和一斎に師事。
その後、和一斎の別号である竹雲斎を受け、1901年に独立。
1914年大正天皇の大阪府行幸の際に「柳里恭式釣り花籠」と「丸型柳里恭式釣り花籠」を献納。
第25回パリ万国美術工芸博覧会で受賞、またドイツを中心にヨーロッパ諸国へも輸出し国内外で活躍しました。
サイズ:口径16 底幅23.5
底奥行21 高さ31cm
落とし口径10.5×高さ15cm
時 代:明治~大正
銘有無:有り
箱有無:共箱有り
傷有無:落としに割れ有り