白井可交斎作 高砂図蒔絵印籠
白井可交斎は幕末、江戸時代の印籠蒔絵師です。
高砂図は、「長生きはめでたい事だ」ということで年寄りを題材に古くから使われた図で、松に鶴亀、大海原は広い世界観を作り、小さな印籠に人の一生を描いた構図です。
高蒔絵、切金の技法をふんだんに盛り込んだ色褪せることのない光沢は長生きを表しています。
手に取り眺めると、舞う鶴から躍動感がいっぱいに伝わり、職人の仕事に対する心が読み取れるようです。
この先の世にあっても光り輝き手に取る人に感動を与えてくれる一品です。
根付部分には親子亀、鶴の頭を模したとんぼ玉が付いており、全体的に長寿を意味する非常にめでたい品です。
サイズ:本体幅5.2×奥行1.6×高さ8.7cm
時 代:19世紀
銘有無:無し
傷有無:時代スレ有
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