金蒔絵貝尽図小箱






黒漆と金粉が織りなす華やかな梨地(なしじ)を背景に、蛤(はまぐり)をはじめとするさまざまな貝が、
繊細な金蒔絵によって立体感豊かに表現されています。
「貝尽(かいづくし)」は、古くから縁起の良い意匠として親しまれてきた文様です。
本作では、一つひとつの貝殻に異なる幾何学模様や細やかな線描が施されており、
職人の緻密な手仕事と趣向を凝らした美意識が感じられます。
蓋表から側面へと続く構図も美しく、どの角度から眺めても調和のとれた意匠を楽しむことができます。
手のひらに収まる小ぶりなサイズ感ながら、全体のフォルムと贅沢な金の意匠が存在感を放ちます。
サイズ:幅×6.6高さ6.3×奥行5.8cm
時 代:江戸時代
銘有無:無
箱有無:無
傷有無:時代スレ・縁に小欠け有
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