ジョルジュ・ルオー 木口木版 三人のピエロSold Out
敬虔なカトリック信者であったフランスの画家、ジョルジュ・ルオー(1871~1958)は、20世紀最大の宗教画家と称され、その作品は深い宗教観にもとづく人間愛にみちあふれています。
パリの指物職人の子として生まれたウオーは、14歳でステンドグラス職人に弟子入りします。後の油彩や版画作品に見られる独特の太い輪郭線は、ステンドグラスの影響を受けたものとされています。画題としては、イエス・キリストのほか、サーカス芸人や娼婦など社会の底辺に生きる人々にまなざしを注ぐものを多く残しました。
本作は、画商のアンブロワーズ・ヴォラールの依頼により、1938年に出版された挿絵本『流れ星のサーカス』の1ページを切り取ったものです。本にはルオー自身のテキストや詩に、銅版画による挿絵17点とルオーの下絵から制作された木口木版73点が盛り込まれていました。これは木口木版の1枚「三人のピエロ」という作品です。ルオーらしい骨太さと木口木版特有の繊細さが融合しています。
額は、留め金が外れるなど、状態は良くありません。アクリル板も傷が目立ちます。作品自体の状態は良好なので、額装しなおせば見違えるほど良くなると思います。
サイズ:版画縦15.5×横20.2cm
額縦36.7×横44.1cm
時 代:1938年
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