清水卯一作 蓬萊掛合花入






作家略歴:清水卯一(しみず ういち)
1926年(大正15年): 京都市五条坂の京焼茶碗屋に生まれる。
1940年(昭和15年): 石黒宗麿に師事。中国・朝鮮・日本の古陶磁や鉄釉の技法を深く研究する。
1955年(昭和30年): 日本伝統工芸展に初入選。以後、数々の受賞を重ねる。1970年(昭和45年): 滋賀県志賀町(現・大津市)蓬萊山麓に工房「蓬萊窯」を開く。この地で独自の「蓬萊磁」や掛合釉の表現を深める。
1985年(昭和60年): 重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者(人間国宝)に認定される。
1986年(昭和61年): 紫綬褒章を受章。
1992年(平成4年): 勲四等旭日小綬章を受章。
2004年(平成16年): 逝去(享年77歳)。
人間国宝・清水卯一の代表的な作風である「蓬萊」手の掛合花入です。
ふっくらと丸みを帯びた温かみのあるフォルムに、
鉄釉の深い黒褐色とミルキーな白釉が掛け合わされ、
雪解けや山肌を思わせる雄大な自然の風情を漂わせます。
長石釉特有の澄んだ貫入の表情も美しく、季節の草花を生けるのはもちろん、
そのまま置くだけでも空間を引き締める鑑賞陶器としてお楽しみいただけます。
サイズ:幅19.0×高さ20.0×奥行18.5cm
時 代:現代
銘有無:裏に銘「卯一」と有
箱有無:共箱
傷有無:無
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