中村直人 裸婦ブロンズ
彫刻家・中村直人によるブロンズ作品です。
座っている裸婦を表現していますが、その表情は非常に凛々しく、力強さが感じられます。
特に太ももの部分には力強い造形が際立っています。
一般的な艶めかしい裸婦像とは異なり、この作品は逞しさと迫力を持つ仕上がりとなっています。
中村直人略歴
1905年 長野県小県郡神川村(現在の上田市)に生まれる。
1920年 日本美術院(院展)の彫刻部同人である吉田白嶺の木心舎に入門。
1926年 第13回院展で木彫《清韻》が初入選を果たす。
1929年 第16回院展で木彫《少女立像》などが入選し、院友に推挙される。
1947年 戦後、戦争協力者として糾弾を受ける。同じく批判を受けていた藤田嗣治と親交を深める。
1952年 藤田嗣治を頼り、フランス・パリへ渡る。
1953年 パリで画家として個展を開き成功を収める。
1965年 第50回二科展に《横臥する裸婦》などを招待出品し、二科会会員に推挙される。
1971年 第56回二科展で《裸婦》が青児賞を受賞。
1980年 第65回二科展で《会合》が内閣総理大臣賞を受賞。
1981年 敗血症のため75歳で逝去。
サイズ:幅14.3×高さ32×奥行17cm
時 代:明治〜昭和時代
銘有無:本体裏に銘「NAONDO」と有
箱有無:無し
傷有無:無し
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