貝合せ
江戸時代 の貝桶です。
貝合わせは平安時代 から伝わる宮中遊びのひとつです。
江戸時代には一対の貝殻の内側に吉祥文様や源氏物語、伊勢物語といった主題が描かれ、一対の貝殻を組み合わせて遊ぶようになりました。
ハマグリは対となる貝殻でないとぴたりと合わないことから、仲の良い夫婦、一生一人の人と添い遂げるように・・という願いが込められている縁起物 。その為貝殻を入れる貝桶は大名家の婚礼行列では先頭で運ばれるほど重要な意味を持っていました。
こちらの貝合わせは一対の貝桶と44組の蛤が揃ったものです。
時代品のためスレや一部の貝に欠けなどがございますが、貝殻の内側に描かれた小鳥や四季の草花、十二単や狩衣を纏った宮中の人物などは、それぞれが異なる表情を魅せ、貝を開けば華やかで雅な絵巻の世界が広がります。
サイズ:貝桶 幅27×高さ27×奥行27cm
サイズ:蛤 幅8cm前後
時 代:江戸時代
銘有無:無し
箱有無:無し
傷有無:貝桶には経年によるスレがあり、金具の小さな留め具が数カ所欠損しています。
一部の貝には欠けやひび割れ、図の剥離やシミなどが見られます。
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