本間琢斎作 斑紫銅童子付筆洗






蝋型斑紫銅の名工として知られる本間琢斎による作品です。
本間家は1812年の初代より始まり、現在は六代目まで継承されている蝋型鋳造の名門。
本作に用いられている「斑紫銅(はんしどう)」は、
銅器の表面に紫がかった不規則な文様を浮かび上がらせる独特の技法であり、
同じ模様が二つと再現できない唯一無二の美しさを持ちます。
本作は、四方に整えられた端正な胴に、童子がしがみつくようにあしらわれた
遊び心あふれる造形が魅力の一品です。童子の表情や体の動きは写実的に細部に至るまで丹念に仕上げられており、
伝統に培われた技術と柔らかな感性が見事に融合しています。
斑紫銅ならではの深い色調と唯一無二の文様が、作品に重厚な趣を添え、空間に品格と温かみをもたらします。
サイズ:幅13.5×高さ7.4×厚み7cm
時 代:19世紀
銘有無:有
箱有無:共箱
傷有無:時代スレ有
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