色絵紅毛筒水指Sold Out
「紅毛焼(こうもうやき)」とは、「和蘭陀(オランダ)焼」ともいい、江戸時代にオランダをはじめヨーロッパからもたらされた陶磁器の総称です。オランダのデルフト、イギリスのウェッジウッド、イタリアのマジョリカやフランス、スペイン、ポルトガル、さらに中近東諸国の陶磁器も含まれていたようですが、鎖国のもとで、長崎の平戸を通して交易を許されたのがヨーロッパではオランダだけだったため、すべてそう呼ばれました。
本作のように、太い輪郭線で莨(タバコ)の葉のような草花文を描いているものは、「紅毛莨葉文」と呼ばれており、当時、このように異国風の文様が、特に遠州流の茶人たちに好まれたようです。
This is an European ceramic ware which Netherlands ships brought to Japan in the Edo era. It was a water jar for the tea ceremony, and such an exotic picture was liked by Japanese masters of tea ceremony.
サイズ:口径10.5×底径8.5×高さ14cm
時 代:江戸時代
銘有無:無銘
箱有無:共箱
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