花器

十三代中里太郎右衛門 作 叩き朝鮮唐津耳付花生Sold Out

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中里家はおよそ420年ほど前、初代又七が佐賀県伊万里に田代窯を開窯したことに始まるといわれ、幕末まで肥前国唐津藩の御用焼物師として李朝や明朝の技法を取り入れながら、献上唐津と称される作品を将軍家へ納め続けた歴史を持つ名窯です。

本作は13代目中里太郎右衛門による花生です。
叩きと呼ばれる技法は、紐状の粘土を轆轤の上に積み上げ、継ぎ目をならし、中にあて木をあて外側から板で叩き締めて形作る、古唐津の成形に用いた技法で、18世紀以降途絶えていたこの技法を父であり重要無形文化財保持者に認定された12代と共に再興させた技法です。

叩き締められた土の柔らかな色の上に、釉薬がダイナミックに流れ落ちながら、混ざり、滲みあう、とても美しい姿を見せている作品です。

在庫状態 : 売り切れ

販売価格  ¥0

商品コード:12686k

SOLD OUT

サイズ:口径10 胴径15 高さ24cm
時 代:平成5年
銘有無:有り
箱有無:共箱有り
傷有無:無し

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