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高崎城下の桜



今日は群馬県高崎市にある、高崎城址のお堀に咲いている桜をご紹介致します。
高崎城は、江戸時代1597年・慶長2年)に高崎藩の藩庁として、
徳川四天王徳川十六神将徳川三傑である井伊直政によって建てられました。
1871年に廃城になってしまった為、現在は本丸は無く、
現存するのは県重文指定になっている乾櫓(こちらは高崎市のサイトです)です。



さて、高崎という地はあまり知られておりませんが、
江戸時代に徳川家康公の孫で三代将軍家光の弟である徳川忠長が、最後を迎えた地です。
高崎駅西口近くの大信寺にはお墓があり、毎年12月の第一日曜日には若くして非業の死を遂げた忠長公を偲んで追善供養献茶会が開かれています。

このお堀に映る桜色を眺めながら、多数の先人達も郷愁的な気持ちになっていたのでしょう…
そんな思いにふけながら四季・歴史を感じるのは幸せな事です。

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