人間国宝

人間国宝(にんげんこくほう)
人間国宝とは、文化財保護法第71条第2項に基づき文部科学大臣が指定した重要無形文化財保持者として認定された人物を指す通称です。
文化財保護法によると、無形文化財とは「演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上又は芸術上価値の高いもの」と定義づけられています。 建造物、絵画、彫刻、工芸品などの有形文化財に対して、無形文化財と命名し、卓越した技術・技能を保持する個人や団体を認定しています。
芸能では雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、舞踊、演劇など、工芸技術では陶芸、染色、漆芸、金工、木竹工などで認定されています。
日本が世界に誇る作品をご紹介します。

松井康成 練上破調酒盃 Sold Out

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松井 康成(まつい こうせい)
1927年(昭和2年5月20日)長野県北佐久郡本牧村に生まれる。
戦時中に茨城県笠間町に疎開。高校卒業後、笠間の奥田製陶所にて作陶技術を学ぶ。
明治大学在学中に木村武山の弟子・海老沢東丘に師事。
大学卒業後は月崇寺の住職を継ぎ、境内に築窯。
1968年頃、田村耕一(無形文化財保持者/人間国宝)に才能を見出され、練上技法に特化したことが転機となったとされる。
その後、日本工芸会総裁賞を受賞。日本陶芸展では最優秀賞、秩父宮賜杯を受賞し、
日本陶芸作家としての地位を確立。
1988年 紫綬褒章受賞し、1990年より日本工芸会常任理事に就く。
1993年 重要無形文化財「練上手」保持者に認定。2000年  旭日章受賞。

練上手という高度な技法を用い 形成された盃です。
実際に持ってみると なめらか過ぎない質感が
とても心地良く、手にもよく馴染みます。
高い技術の中で生まれる偶然性。「破調」を用いた松井康生の代表的な作品です。

在庫状態 : 売り切れ

販売価格  ¥0(税込)

商品コード:12982k

SOLD OUT

サイズ:径8.8×高さ3.6cm
時 代:現代
銘有無:裏に銘有
箱有無:共箱
傷有無:なし

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